KYOTO RAKUHOKU / SAKAN CRAFTSMEN SINCE 1958
京都・洛北。三代にわたり、黒漆喰と土壁を練り続けてきた左官の家。
火と煤が生んだ深い黒を、鏝ひとつで壁に留める仕事です。
壁は、完成した瞬間から呼吸をはじめる。
灰谷左官店がつくるのは、塗り終えた壁ではなく、
十年、五十年とその場所の時間を吸い込みながら、
静かに表情を変え続ける壁です。
THREE MATERIALS / 三つの素材
古くから受け継がれてきた三つの技法を軸に、住宅から社寺・数寄屋、店舗まで、その場所にふさわしい壁を仕立てます。
洛北の聚楽土に、松煙と炭粉を独自の配合で練り込んだ、当店だけの黒漆喰。塗りたての漆黒は、年月とともに落ち着いた墨色へと変化していきます。
藁を混ぜて寝かせた土を、荒壁・中塗り・上塗りと幾層にも重ねる伝統工法。呼吸する壁として、湿度と温度を穏やかに整えます。
色の異なる土を層状に突き固め、地層のような表情をつくる技法。塀や外構、近年は店舗のシンボル壁としてのご依頼も増えています。
SELECTED WORKS / 左官事例